仙人の結界第2サイト>東京大空襲

サイト全体   昨日   本日

東京大空襲

1945年3月10日の東京大空襲は、一般市民を殺すことを目的にした大量虐殺でした。軍事施設の破壊を目的にした従来の爆撃と違い、戦闘に参加していない一般市民を殺すことが目的でした。その方法は、爆撃地域の周囲を火の海にして、逃げられない様にしてから、その中を燃やして確実に全員を焼き殺そうとする残忍なやり方でした。こうして、この日、たった一晩で8万人から10万人以上の人が殺されました。戦争であったとはいえ、この様な行為は重大な犯罪であると言えるでしょう。
東京大空襲の焼け跡の写真1
東京大空襲の焼け跡の写真2
黒こげの死体
子どもの黒こげ死体
火災で酸素を奪われて窒息したらしい人たち1
火災で酸素を奪われて窒息したらしい人たち2
爆撃実行前に日本の家屋のモデルを作って、開発した専用焼夷弾でしっかり燃えるか実験している様子
東京大空襲を立案し命令した人: カーチス・エマーソン・ルメイ(Curtis Emerson LeMay) 1906-1990
この大空襲を立案し、直接指揮したのは、カーチス・エマーソン・ルメイですが、この作戦がアメリカ合衆国大統領の決定であることには十分留意する必要があると思います。つまり、この蛮行の責任は、カーチス・エマーソン・ルメイだけではなく、アメリカ合衆国大統領、つまり、米国全体にあると言うことです。この様な残虐な行為を文明人たる20世紀の人類がやったとは信じがたいですが、これは事実なのです。


2007年3月11日 初稿
2007年3月12日 追記(「この大空襲を立案し・・・これは事実なのです。」の部分)


注: 死体の写真は、石川光陽氏の撮影したものです。それ以外の写真は米軍の撮影した写真です。


仙人の結界第2サイト